ねずみは非常に不衛生な生き物です。
身体にはダニやノミを寄生させ、そのダニやノミが人間を襲い吸血することも少なくありません。
また雑菌も多く、サルモネラ菌やリステリア菌などの食中毒の原因となるような菌や、
腎症候性のウイルス源などを保有していることもあります。
日本には10属27種のねずみが生息していますが、そのほとんどが農耕地や山林などの野外で生活しています。
その中で、ドブねずみ、クマねずみ、ハツカねずみの3種は一般に家ねずみとよばれ、
ビルや家屋、その周辺に住みつき、私たちに様々な被害をもたらします。
ねずみは硬い物を齧る(かじる)習性があるため、食べ物だけでなく、
建材や家具、電気や電話の配線なども齧り、電気設備を故障させたり火災を起こす場合があります。
更に、ねずみの糞や尿は屋内や製品などを汚染します。
また、ねずみやねずみの巣には吸血性のダニ(イエダニ)が寄生・繁殖しています。
大発生したイエダニが巣から離れて室内に侵入し、ダニに吸血されるといった二次被害ももたらします。
その他、病原体・寄生虫を媒介し、食中毒の原因にもなります。
基本的に夜行性で、家屋内では人が寝静まる頃に活動を開始しますが、
安全だと判断した場所では、昼間でも活動するようです。
ねずみは寒さに弱いため、冬期や夜によく侵入してきます。
住み付いて、ずっと家の中で生活すると思いがちですが
ほとんどの場合、屋内と屋外の出入りを繰り返しています。
行動範囲は、半径10数メートル(隣2から3軒程度)と言われています。
基本的に雑食です(ドブねずみは動物質、クマねずみは植物質を好む)。
一日に体重の約10分の1から4分の1程度の餌が必要ですが、胃袋が小さいため、しょっちゅう食べていなければなりません。
餌がなくなると寒いときで1日、暖かいときでも4から5日で餓死します。
一日に0.5ミリメートルずつ伸びる歯を削るため、堅いものをかじります。
また、隙間を広げ通りやすくするためにもかじります。
ドブねずみは土中に穴を掘って、
またクマねずみは人目に触れない狭い場所などに、紙やビニール、布きれなどを持ち込んで巣を作ります。
一刻も早く駆除するのが望ましく、
ホームセンターやドラッグスーパーなどで薬剤や捕獲器も売ってはいますが
かなりしぶとい害獣ですのでプロに任せてしっかり退治しましょう。
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